(Photo)スロバキアでは、ポーランドやチェコとの国境に位置する北部を中心に、今回の措置の影響を受ける郡が5から10に倍増しました。AP – ローマン・ハンク
今回の新型コロナの発生で最も被害を受けているのはチェコ共和国で、次いでハンガリー、ポーランドとなっています。
1週間で18%増、8-9月からはさらに60%増:AFPが公式報告書に基づいて作成した10月25日時点での集計によると、ヨーロッパでは10月に入ってから、患者数、死亡者数ともに流行の反動が起きています。
この流行の影響を最も受けている国は、チェコ共和国で、この7日間の1日あたりの平均患者数が約3,100人となり、前週と比べて124%増加しています。また、ハンガリーでは1日あたり2,000人の新規患者が発生しており、ポーランドも同様です。
+ 16%の死亡者数の増加
死亡者数も増加傾向にあり、この1週間で1日あたり平均3,120人の死亡者数が記録され、前週に比べて16%増加しました。ブルガリアでは、この24時間の間に5,800人以上の新規感染者と243人の死亡者という悲しい記録が残っています。
世界保健機関(WHO)と世界銀行によって設立された独立機関である「世界準備モニタリング委員会」の報告書によると、世界はコヴィド-19パンデミックの教訓を学んでいないとのことです。 「コヴィド19のパンデミックの1年目が、科学的根拠に基づいて準備を真剣に行い、迅速に行動することができなかったことで定義されたとすれば、2年目は、深い不平等と、リーダーが我々の相互依存を理解して行動することができなかったことが特徴的です」と、世界的な健康監視団体は述べています。
(with AFP)