
フランス映画祭2020 横浜×ショートショート 特別マスタークラス開催決定!
カテゴリー: フランス映画 | 公開日: 2020/12/4
12月10日(木)〜13日(日)に横浜にて開催されるフランス映画祭2020 横浜。
当初6月に開催が予定されておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となり、冬の横浜での開催が決定いたしました。
毎年、映画祭期間中に開催されていたフランスの映画人によるマスタークラスも実施が危ぶまれましたが、この度、俳優の別所哲也さんが代表を務める米国アカデミー賞公認国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」とコラボレーションが決定。
フランス映画祭2020 横浜の開催期間に合わせて、フランスのショートフィルムをオンラインで限定配信し、ゲストを招いて学生へ向けたオンラインの特別マスタークラスを行うことになりました。
今回のテーマはフランスのショートフィルムでみる親と思春期の子の関係。思春期を迎える女性と父親の関係性を描いた短編作品、『真西へ』と『アデュー』にフォーカスし、それぞれの監督をゲストに迎え、質疑応答のトークを行います。
また、ブリリア ショートショートシアター オンラインでも配信されている『ローラとの夜』も関連作品として紹介します。
マスタークラスの模様はフランス映画ファンの皆様にもご覧頂ける様、Youtubeにて生配信を予定しております。
今回のコラボについてSSFF & ASIA代表の別所哲也さんよりコメントが到着致しましたのでイベントの概要と合わせて下記の通りご紹介いたします。
真西へ
アリス・ドゥアール(『真西へ』監督)
アデュー
マティルド・プロフィ(『アデュー 』監督)
ローラとの夜
その他配信3作品

別所哲也 横浜フランス映画祭 2020、開催おめでとうございます! 私が企画する国際短編映画祭「ショートショートフィルム フェスティバル & アジア」内で過去、フランス映画祭の短編プログラムを上映したり、横浜ではある企画の審査員として参加させて頂くなど、多くのコラボレーションをご一緒させて頂きました。 横浜でフランスの映画人たちと夜中まで交流をしたのを昨日のように覚えています。 そして、フランス映画。Mon Dieu! 映画大国フランスの優秀な長編、ショートフィルムにはいつも感嘆させられます。 洗練された文化、多様な人生感、そして愛について数多くの名作が生まれていますね。 今、なかなかフランスには行けない中、横浜とオンラインでの作品上映を通じてフランス文化体験を楽しみたいと思います! ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 代表 別所哲也 ![]()
『真西へ』(17分/コメディ)
原題:Plein Ouest 監督アリス・ドゥアール 思春期目前の娘、揺れる父親心 9歳のマチルドは、バカンスの終わりを友人たちと海辺で楽しんでいる。すると、彼女の父親が、彼らのある遊びを曲解してしまう。

『アデュー』(24分/ドラマ)
原題:Un adieu 監督:マティルド・プロフィ 父と娘の別れの一日 フランスの海岸沿いを走る一台の車には、パリの学校で新生活をスタートさせる娘と、彼女を送り届ける父が乗っている。娘はもうすぐ思春期、そして父親にも別れを告げることになる。最初でおそらく最後の2 人きりのドライブ。特別なことはないかのように振る舞う父娘に、別れのときが迫る。 マティルド・プロフィの監督デビュー作。 思春期の終わりにさしかかり、父親との関係が変わる時期に特有な感覚を、視線や沈黙、不器用な言葉を通して繊細に描き出す。

『ローラとの夜』(19分/ドラマ)
原題:La Nuit, tous les chats sont roses 監督:ギョーム・ルニュソン 「自分らしさ」からの解放を描く 17歳のアリスは、自分の身体に違和感を覚えている。インターンシップのための重要な面接の前日、普段だぶだぶの服を着ている彼女は、母親から女性らしいタイトなスーツを着るように勧められて反抗してしまう。そんな時、彼女はローラに出会う。
◆ 『音楽家』(14分/アニメーション) 原題:Navozande, le musician(監督:レザ・リアヒ )

◆ 『岸辺』(8分/アニメーション)原題:Rivages (監督:ソフィ・ラシーヌ )

◆ 『思い出たち』(15分/アニメーション)原題:Souvenir Souvenir (監督:バスティアン・デュボワ )
