ヴェルサイユ祭の内容をご紹介してきましたが、今回は紅茶のおいしい入れ方のコツをご紹介しましょう。ニナス・パリスの輸入元を担当されている方から伺いました。
◆おいしい紅茶の入れ方◆
お湯は沸騰で
お湯はぐつぐつに沸騰させてください。紅茶のおいしい成分は80度以上で出てきますので、できるだけ高い温度に保つのがポイントです。
ティースプーンはいつも同じものを
紅茶の味がいつも違うとおっしゃる人はたいがい毎回違うスプーンを使って入れているものです。毎回同じスプーンを使って、おいしいと思う茶葉の量を見つけていくのがポイントです。よく茶葉は飲む人数プラス1杯、と言いますが、これは茶葉や人数、飲む人の好みなど様々。自分なりにおいしいと思う量を見つけるのが一番いいですね。
硬水がいい?軟水がいい?
硬水ですと鉄の成分が紅茶の渋みの元となるタンニンと結合しマイルドな味にしてくれます。味がややぼんやりしていて、色が濃くなるのが特徴です。
軟水はタンニンがそのままですので、渋みを感じやすいことがあります。どちらが紅茶に適しているか、というのも一概にはいえません。日本にいれば軟水で入れるので、やはり茶葉の量を調整するなどして、軟水でのおいしい入れ方を工夫するのが良いでしょう。
待ち時間は3~4分
茶葉がお湯を吸って元に戻るまでが3~4分ですので待ちましょう。紅茶は1回で飲みきる飲み物。ウーロン茶のように一日中同じ茶葉で飲み続けるというのは向きません。
コツはあるものの、あとは自分の好みを見つけていくプロセスを楽しむ。そうやって自分なりの飲み方を見つけていきたいですね。