3月20日、横浜フランス映画祭2024が開催されました。特別アンバサダーとして役所広司が就任し、この映画祭を一層盛り上げました。
2022年12月にフランス映画祭は30周年だったのですが、2023年は開催されず1年あいてしまいました。しかし、3月開催と名称も「横浜フランス映画祭」に戻ってきました。今回のオープニングを飾るレッドカーペットは桜木町駅前と比較的一般客も見ることが場所で開催されました。フランス映画祭が横浜で開催されているときはみなとみらい地区で行われてきましたが、このような駅前で行われるのは初めてです。
しかし開催30分前に急に雲行きが怪しくなり雷雨。しかし、時間ギリギリで晴れ上がり10分押しで無事にスタートしました。オープニングアクトはパリ・オリンピックから正式種目となったブレイキンのパフォーマンスから始まりました。
ブレイキンはいわゆるブレークダンスのことで、トップロック、フットワーク、パワームーブ、フリーズの4つの要素を組み入れたダンスです。
レッドカーペットは、インフルエンサーでモデルのクララ・ブランが先導しスタートしました。
役所広司「フランスの方々はプライドを持って映画を作っている。僕もフランス映画が大好きなので、皆さんにも楽しんでいただきたい」とコメントしました!
オープニングセレモニー
今年のオープニングセレモニーは横浜ブルグ13で行われました。
例年会場内でのオープニングセレモニーでは目玉作品の上映前に来日ゲストが勢揃いするのですが、今年は配給の決まっていない「愛する時」の上映前に、主演のヴァンサン・ラコストとプロデューサーのジュスタン・トーランの登場、そして役所広司の一言挨拶のみでした。
往年のフランス映画祭ファンとしては残念な声が聞こえてきそうですが、レッドカーペットがより多くの人が見れる桜木町駅前で開催されたのはとても良かったと思います。帰宅前の時間帯もあり、一般のギャラリーも多く、フランスのスターが勢揃いした姿を思いがけず見れたのではないでしょうか?
カンヌ映画祭のように会場が固定されれば、色々なノウハウが蓄積されて、色々良くなってくるのではないかなと思いました。
開催概要はこちら