パリの北に位置するピカルディは、強力な化学薬品と農薬を使って栽培された広大なビート畑で有名です。しかし、この地域では、小規模な土地で有機栽培の果物や野菜を生産する農家が増えています。La Terre en héritage」では、アブデルとジェニファー・レギウイ夫妻が、小さな土地でパーマカルチャーのマーケットガーデニングを行うことで、家族が自立して生活できることを示しています。
私たちはピカルディ地方のトルスールにある、アブデルとジェニファー・レギウイのマイクロファームに来ています。彼らがプロジェクトを始めてから5年が経ちました。「Earth in Legacy」というプロジェクトを始めて5年になります。彼らの目的は、都会の生活から離れ、農業に着手して食と経済の自立を目指し、自由を取り戻すことです。彼らの唯一の投資は、半ヘクタールの土地に村の家を建てることでした。
パリでの15年間の困難な生活の後、従来の農家の家に生まれたアブデルは、自分の好きなことに戻ろうと決心し、土地を耕すことにしました。機械を使わずに一人で、自分のアイデアをリアルタイムで試しながら、3年間でこの若い農家は自分の土地をパーマカルチャーのマーケットガーデンに変えていきました。
都市部出身で農業の知識もないジェニファーが経営を担当しています。農産物を地元の市場で販売したり、惣菜を提供したりしています。