専門分野を語る:医用画像

診療放射線技師が、医用画像のさまざまな分野を解説します。

キャロライン・パレ:パリ郊外のビセートル病院でインターベンショナル神経放射線科の部長をなさっていますね。医用画像は、診断の確立だけでなく、特定のケア、特定の治療のために直接介入することも可能で、それはあなたの専門分野のケースです。

ローラン・シュペール教授:そうですね、実は広義の放射線学、現在は医用画像と呼ばれていますが、3つの要素があるんです。まず、断面画像を用いて診断を行う放射線診断学:スキャナー、MRI、超音波など。また、画像を見るための道具として患者さんを治療する、いわゆるインターベンショナルラジオロジーもあります。これは手術室で行われるのですが、手術用顕微鏡の代わりに画像処理装置があるのです。インターベンショナル・ラジオロジーと呼ばれるわけです。そして3つ目は、画像を使って機能、特に脳の働きを理解することで、機能画像と呼ばれています。特にMRIでは、一次作業の際に脳内で活性化する部位を把握することができます。この機能画像の最後の部分は、実際に研究所で行われています。

キャロライン・パレ:医療用画像検査で使用される造影剤は、どのような目的で使用されているのでしょうか?

ローラン・シュペール教授:実際、循環している血液は、画像という手段で可視化する必要があるのです。超音波検査では気泡、X線検査ではヨウ素、MRIではガドリニウムという製品が使われますが、そうしないと血液が見えない、赤血球が画像処理手段に対して不透明でないため、可視化できないのです。

キャロライン・パレ:ローラン・スペル教授、ありがとうございました。あなたはビセートル病院のインターベンショナル・ニューロラジオロジー部門の責任者であることを思い出してください。

 

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Radio France International
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