7月1日より、歴代の政権が約束し懸念になっていた外食産業へのTVA(付加価値税)の引き下げがようやく実現された。
これまでTVA(Taxe sur la Valeur Ajoutee)は19.6%だったのが、5.5%まで引き下げられる。メニューの価格を下げるかどうかは任意性でレストランのオーナー次第だ。7品目のメニューの値下げを実施するレストランには専用のロゴが貼られ、消費者にとってもわかりやすいアピールが行われる。
税収が減る分、総額23億ユーロを国が負担することになるが、その代わりに、外食業界は新規雇用40,000人を2011年までに生み出すことを約束している。